エアコンが冷えない原因と対策:自分でできる解決方法

エアコンが冷えないとき

夏の暑さが厳しくなる中で、エアコンが冷えないと非常に困りますよね。エアコンが正常に動作しない原因にはさまざまなものがありますが、その多くは簡単なチェックやメンテナンスで解決できることが多いです。

この記事では、エアコンが冷えない主な原因とその対策について、初心者にも分かりやすく解説します。まずは自分でできる簡単なチェック方法から始め、必要に応じて専門業者に依頼するようにしましょう。エアコンのトラブルに対処するための知識を身につけて、快適な夏を過ごしましょう!!

エアコンが冷えない原因

フィルターの詰まり

フィルターの汚れ

エアコンのフィルターが詰まっていると、冷気がうまく流れず、部屋が冷えない原因になります。フィルターが汚れていると、エアコンの効率が低下し、電力消費も増加します。

フィルターは少なくとも月に一度は掃除することが推奨されます。掃除の際には、フィルターを取り外し、掃除機でホコリを吸い取るか、水で洗って乾燥させてから再装着します。

冷媒ガスの不足

ガスの補充

エアコンの冷媒ガスが不足すると、冷却能力が低下します。冷媒ガスはエアコンの心臓部ともいえる部分で、冷却プロセスに不可欠です。ガスが漏れる原因は、配管の接続部の緩みや腐食、機械的な損傷などが考えられます。

冷媒ガスの補充は専門業者に依頼する必要があります。定期的なメンテナンスでガス漏れを防ぐことが重要です。

室外機の問題

室外機の異状

室外機が故障している場合や、通風が妨げられている場合も、エアコンが冷えない原因となります。室外機の周りには障害物を置かず、風通しを良くすることが重要です。また、室外機が直射日光にさらされる場所に設置されていると、冷却効率が低下することがあります。

日除けを設置するか、影になる場所に移動することで改善することがあります。室外機のファンが正常に動作しているかも確認し、異音がする場合は専門業者に点検を依頼しましょう。

設定ミス

設定を確認

エアコンの設定が冷房モードになっていない場合、部屋が冷えないことがあります。リモコンの設定を再確認してみましょう。冷房モードに設定されているか、温度設定が適切かを確認します。

また、エコモードやドライモードになっていると、冷房効果が弱くなることがあります。適切なモードに切り替えて、部屋の温度を下げるようにしましょう。

エアコンが冷えない時の対策

フィルターの掃除

フィルターを洗う

フィルターを取り外し、掃除機や水で洗って乾かします。これを定期的に行うことで、エアコンの効率を保ちます。

フィルターが清潔であることで、エアコンの風量が確保され、冷却効果が向上します。フィルター掃除を怠ると、エアコンの寿命が短くなり、修理費用がかかることもありますので、注意が必要です。

エアコン洗浄の注意

1点、注意点があります。ホームセンター等に洗浄スプレーというものがよく売られています。洗浄能力が高く扱いやすいため正しく使う分には良い商品ですが、使用する際、スプレー液がエアコン内部の基盤や電子部品にかからないように注意してください。

液体が基盤や電子部品に触れると、短絡や腐食を引き起こし、エアコンが故障する原因となります。基盤は大体の機種で電源ランプの近く、右側にあります。

冷媒ガスの補充

業者によるガス補充

冷媒ガスが不足していると感じたら、専門業者に連絡してガスの補充を依頼しましょう。

冷媒ガスの補充は12,000円から25,000円程度が一般的です。内訳としては調査費用が6,000円程度、冷媒ガスチャージが8,000円程度、真空引きが8,000円程度となっています。

ガスの補充を自分で行うのは危険です。
専門業者は、適切な機器と知識を持っており、安全に作業を行っています。また、ガス漏れの原因を特定し、修理することで再発を防ぐことができます。誤った作業はエアコンの故障や事故の原因となるため、基本的には専門業者に依頼することを強くお勧めします。

室外機のチェック

室外機の異状

室外機の周りに障害物がないか確認し、必要であれば掃除します。また、室外機が正常に動作しているかも確認しましょう。

室外機のファンが回っているか、異音がしないかをチェックします。もし異常がある場合は、専門業者に点検を依頼することをお勧めします。定期的な点検を行うことで、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。

リモコンの設定確認

設定の見直し

リモコンの設定を再確認し、冷房モードや温度設定が適切かをチェックします。場合によってはリセットすることも考えましょう。

リモコンの電池が切れている場合もありますので、電池の交換も確認してください。また、リモコンの信号がエアコンに正しく届いているか確認するために、リモコンの受光部を掃除することも効果的です。

専門業者に依頼するタイミング

自分でできる対策を試してもエアコンが冷えない場合、専門業者に依頼することを検討しましょう。以下のような場合は、専門家の助けが必要です:

  • 冷媒ガスの補充が必要な時
  • 室外機が故障している時
  • エアコン自体が故障している時

専門業者に依頼することで、確実かつ安全に問題を解決することができます。また、専門業者による定期的なメンテナンスを受けることで、エアコンの寿命を延ばし、快適な空間を保つことができます。費用はかかりますが、長期的にはコストを削減することにも繋がります。

よくある質問

Q: エアコンが冷えない時、最初に確認すべきことは何ですか?

A: まずフィルターの詰まりを確認し、掃除します。次にリモコンの設定を確認し、冷房モードと適切な温度設定になっているかチェックします。これらの基本的な確認作業で多くの問題が解決することがあります。

Q: 冷媒ガスの補充は自分でできますか?

A: 冷媒ガスの補充は専門業者に依頼してください。自分で行うのは危険であり、適切な機器と知識が必要です。冷媒ガスの漏れを検知し、修理することも含めて、専門業者に任せることをお勧めします。

Q: 室外機が故障しているかどうかはどうやって確認できますか?

A: 室外機が正常に動作しているかどうかを確認するためには、異音がしないか、風が正常に出ているかをチェックします。もし不具合がある場合は、専門業者に点検を依頼することをお勧めします。専門業者は、故障の原因を特定し、修理するための適切な措置を講じます。

エアコンが冷えない問題に対処するためには、定期的なメンテナンスと適切な使用方法が重要です。自分でできる範囲の対策を実施し、それでも改善しない場合は専門業者に依頼することで、快適な室内環境を維持しましょう。

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