オール電化や引っ越しによって、ゴミに出そうと考えているガスコンロ。不要になったからといって、すぐに粗大ゴミとして処分するのは少し待ってください!!
実は、ガスコンロを適切に買取してもらうことで、処分にかかる費用を節約するだけでなく、思わぬ臨時収入を得ることも可能です。この記事では、ガスコンロを手放す際の新たな選択肢としての買取のメリットをご紹介すると共に、より高い価格で売却するためのコツを詳しく解説します。ぜひこの機会にご一読ください。
ガスコンロはゴミに出すと面倒…さらにお金がかかる
ガスコンロをゴミに出そうとした場合、処理区分としては基本的に『粗大ごみ』になります。家庭で使用していたガスコンロを処分する方法にはいくつかの選択肢があります。これらの方法を選択する際は、地域のルールや環境への配慮、そしてコストの面を考えることが大切です。以下に、一般的なガスコンロの処分方法をいくつか紹介します。
自治体の粗大ゴミ回収サービスを利用
多くの自治体では、粗大ゴミとして家電製品を回収しています。ガスコンロを処分する場合、事前に申し込みをして指定された日に出す必要があります。ただし、この方法では処分に費用がかかることが一般的です。自治体によって処分料金が設定されており、平均的には500円~1,000円程度が目安となります。
専門の回収業者に依頼
廃棄物として専門の業者に引き取りをお願いする方法もあります。リユースではなく金属スクラップとして引き取りされるので、ガスコンロとしての価値を考慮してもらえない場合がほとんどです。自治体のサービスを利用できない場合や、すぐに処分したい場合に適しています。業者によりますが費用がかからないこともありますので事前に確認しましょう。出しに行かずに持って行ってもらえるのは便利ですね。
メーカーの回収サービスを利用
一部の家電メーカーでは、自社製品を回収するサービスを提供しています。特に、再資源化計画の一環として実施されることがあります。メーカーによっては無料で回収してくれる場合もありますが、条件がある場合もあるので事前に確認が必要です。
粗大ごみとして出す場合、ガスコンロはゴミとして扱われるので、費用がかかり処分方法を調べる手間も発生します。汚れていたり、古かったり、壊れていたりなど事情があるとは思いますが、ガスコンロを捨てるのではなくリユース・リサイクルすることを検討してみることをお勧めします。次にガスコンロを売る方法についてまとめます。
主なガスコンロの買取サービス
ガスコンロを売ろうと思った際、現代では、特にフリマアプリやリサイクルショップを活用することが一般的で、それぞれ独自のメリット・デメリットを持っています。それぞれの特徴を理解して自分に合った買取サービスを選びましょう。
フリマアプリに出品する
『メルカリ』や『ラクマ』のようなフリマアプリの利用が増えており、不用品を売る際に大きな役割を果たすようになってきました。フリマアプリを利用すると、直接購入希望者に対して個人的に販売することができ、価格設定や販売のタイミングを自分でコントロールできます。こうしたフリマアプリの特性を活かして便利に使っていければ、高額でガスコンロを売ることができることも。そんな『フリマアプリ』のメリット・デメリットを記載しています。
メリット
- 自分で価格を設定して売れる
- 昼夜・土日問わず、自分の空いた時間で売れる
- 匿名配送を利用すれば、個人情報を買い手に知られない
デメリット
- 写真撮影・出品登録の販売に関する手間が発生する
- 売れるのに時間がかかること・売れないこともある
- 取り外しから梱包・発送といった販売の手間が発生する
- ガスコンロのような大きなものは送料が高い
- 手数料がかかる
フリマアプリの浸透によって便利にものを売り買いできるようになりました。しかしガスコンロのような大型の家電は送料が高くなることもあり、思ったような金額で売れなかったり、梱包・発送が大変だったりデメリットも考えて決めたほうがいいかと思います。需要があって高く売れると判断できる場合にはフリマアプリで直接売るのも有効な手段だと思います。
リサイクルショップの買取サービスを利用する
一方、リサイクルショップを利用する場合は、専門の査定士による迅速な査定と即時買取が期待でき、手間をかけずに確実に売却できるという利点があります。リサイクルショップでは、店頭まで不用品を持っていく『店頭買取』や日程を調整して自宅まで来てもらう『出張買取』のようなサービスを展開しているショップも多く、大型家電や大量の不用品を売るには便利なサービスです。『出張買取MAX』では出張買取を専門としているので、ここでは出張買取を基準にメリット・デメリットを記載します。
メリット
- 自宅に来てもらうので梱包や発送の手間がかからない
- 取り外しや製品の清掃をしなくても売れる(出張買取MAXでは取り外しも行います)
- 大型で持ち運べないものも対応してもらえる
- 一度に複数の家電・家具を買取してもらえるので片付けになる
- 査定士がガスコンロの良し悪しを判断してくれるのですぐに売れる
デメリット
- 自分の思った金額で売れない場合もある
- 自宅に知らない人が来るのが怖い
- 買取を断りにくい
- スケジュール調整が必要
リサイクルショップの出張買取では、査定士が自宅に訪問し、買取をしてくれるので日程の調整さえできれば簡単にガスコンロの買取が可能です。『出張買取MAX』のように取り外しから運び出しまで行っている業者もあるので当日に何か作業をすることはありません。
一方、業者の見極めをしっかりしないとセキュリティの懸念もあります。自宅に見知らぬ業者を招き入れることになるため、特に一人暮らしの場合などはセキュリティ面での懸念が生じる可能性があります。実績の多さや会社情報など、ショップから提供されている情報、口コミなど第三者から提供される情報なども参考にするとよいでしょう。
買取金額については製品の状態・受給などで価格が決まります。また、リサイクルショップを使って売りたい人から買いたい人に物が渡るまでには、クリーニングや移送、保管費といった目に見えないコストもあるため、売った金額と販売価格に開きがあるといった思いを持つ方もいると思います。思った金額より安いと感じたら…売らなくても大丈夫です!!目標としている価格があるようなら、価格相場を調べておき、事前の問い合わせで相談しておくとトラブルを防ぐことになるかもしれません。
少しでもガスコンロを高く売りたいと思ったら、次項の『ガスコンロを高く売るためのコツ』もご一読ください。
ガスコンロを高く売るためのコツ
ガスコンロを高く売るために気を付けるべきことは以下の4点です。ちょっとの手間でも買取価格が違ってくるものもあるので、できるだけチェックしておくのをお勧めします。
- 汚れを落として綺麗にする
- 付属品をあるだけ揃えておく
- できるだけ早く売却する(年式に注意)
- 故障かどうかを見極める(不具合の確認)
汚れを落として綺麗にする
フリマアプリで商品を売る際には、商品画像が価格を決めるといっても過言ではありません。リサイクルショップでガスコンロを売る場合は、買取後に清掃・メンテナンスが発生するものは買取価格に影響する場合が多く、清掃しておくことは意外と買取価格に差がつきます。
表面を綺麗にしておく、中性洗剤で取り外せる部品ごとに洗う、こびりつきの除去などできる限り綺麗にしておくと良いでしょう。傷や破損には気を付けてください。
付属品をあるだけ揃えておく
箱や説明書、ホースなど、付属品があるものは揃えて売ったほうが高く買取されやすくなります。
できるだけ早く売却する(年式に注意)
家電には『耐用年数』というものが設定されており、買取できるかどうかの目安になります。ガスコンロの法定耐用年数は6年、寿命は10年程度と言われています。リサイクルショップ毎に買取の基準を設けているため、古いガスコンロは買取できない場合もあるので、できるだけ早く売ることをお勧めします。
※出張買取MAXではガスコンロの買取目安を製造から5年以内としています。
ガスコンロの製造年は、製品側面などにある「型番シール」で知ることができます。
故障かどうかを見極める(不具合の確認)
基本的に壊れたガスコンロは買取が難しくなります。かといって何とか使えるようになったガスコンロをリユースするというのも問題です。ガス関連の製品は安全に関わるため、自己判断での修理は絶対に避けましょう。不具合があるガスコンロを売ろうと思ったら、本当に壊れているかどうか見極めて、売れるかどうか判断してください。
下記によくある不具合について記載します。
点火しない
ガスコンロの最も一般的な問題の一つです。点火プラグが汚れている、点火スイッチの故障、ガス供給の問題など、さまざまな原因が考えられます。点火プラグの清掃やバーナーキャップの確認・乾電池交換などで治る場合もあるので、一度確認してみましょう。
火力が弱い
ガスの流れが不十分であるか、バーナーの穴が詰まっていることが原因であることが多いです。ガスホースやレギュレーターの不具合も考えられます。
火が不均一
バーナーの穴が部分的に詰まっている、またはバーナーヘッドが正しくセットされていない場合に発生します。火が片側だけに偏ることがあります。
ノブが回らないまたは固い
長期間の使用による汚れや劣化が原因で、ノブの動きが悪くなることがあります。
これらの不具合は、定期的な清掃やメンテナンスによって予防することが可能です。点火しない、火の出方がおかしいなどの不具合があれば下記のことを確認しましょう。
- バーナーキャップのズレ確認・清掃
- スパークが正常に出ているか
- 乾電池の交換
不要になったガスコンロは粗大ゴミではなく買取に出そう
ここまで不要になったガスコンロは、ゴミとして処分するとお金がとられてしまう場合が多く、可能であればリユース・リサイクルしたほうがいいというお話をしてきました。すぐに処分したい・高く売りたいなど自身の都合や、ガスコンロの状態などをみて、もし売れそうだなと感じたらぜひ検討してみてください。
リサイクルショップ出張買取MAXでは、過去のガスコンロの買取実績・参考買取価格についてもご紹介しております。出張買取のご希望があればお電話またはお問い合わせフォームからご相談ください。