使わない炊飯器は買取がおすすめ|売るためのコツを教えます
買い替えなどで不要になった炊飯器。捨てるとしてもお金がかかるケースもあり、奥にしまっているなんてこともあるでしょう。不要な炊飯器、実は高く買取してもらえるコツがあるので、今回はその点について解説していきます。
高く買取されやすい炊飯器の特徴について
まずは高く買取されやすい炊飯器の特徴を把握していきましょう。
ここではわかりやすく、「メーカー」「機能」「製造年式」「容量」の4項目に分けて解説をしていきます。
メーカー
数多くのメーカーが存在する炊飯器ですが、ここでは大きく分けて「国産メーカー」と「海外メーカー」にわけて判断していきます。
国産メーカーに分類されるのが下記の7メーカーです。
- 象印
- タイガー
- Panasonic
- SHARP
- 日立
- 東芝
- 三菱
炊飯器の買取の際、これ以外のメーカーは基本的に海外メーカーとして分類されます。中にはアイリスやニトリといった国内メーカーもありますが、海外メーカーと同じ扱いとなります。
これは買取金額の価格帯で区別されています。
機能
炊飯器はお米を炊くものですが、炊き方や外部のデバイスと連携するなど様々な機能があります。
こういった機能が多いほど高価買取をされやすくなります。
数ある機能の中からメジャーなものを下記にまとめるので、ご自身の炊飯器と照らし合わせてみましょう。
- 炊き分け機能(無洗米・玄米)
- お米の銘柄別炊き分け機能
- 早炊き機能
- 少量炊き機能
- 調理機能(角煮やスポンジケーキなどがいろいろ調理できる)
- タイマー予約機能
- 蒸気レス機能(蒸気が出ないので家具の腐食ややけど防止になる)
- スマホ連携機能(ご飯の炊き家電や炊きあがりの時間を設定できる)
上記以外にも炊飯器にはさまざまな機能が搭載されているのでチェックしてみてください。
製造年式
炊飯器の本体に記載されているもので、ここを見ると製造から何年経過しているかを確認できます。
高価買取される炊飯器は製造から1~3年ほど経過してものが多くなっています。
4~6年たつと業者によって買取できなくなるところもあります。
これは炊飯器に「標準使用期間」というものがあり、6年が目安とされているためです。
ただし、寿命を過ぎても使えるものや、メーカーや機能によっては買取できるので諦めてはいけません。
容量
一度に炊けるお米の量が多いほど高く買取されます。
炊飯器の容量は「〇合炊き」と表現されることが多いです。
一般的に「3~3.5合」「5~5.5号」「8号~1升」となります。
【メーカー別】炊飯器の買取相場を一挙公開
ZOJIRUSHI(像印)
炊飯器では最大手といっても過言ではないでしょう。象印には4種類の炊飯器があり下記のようになります。
- マイコン炊飯ジャー
- IH炊飯ジャー
- 圧力IH炊飯ジャー
- 炎舞炊き(圧力IH炊飯ジャー)
この中でも炎舞炊きは象印の独自製法をもとに製作されており、非常に価値の高いものになっています。
2023年製の「NW-FA10」という製品で38,000円~42,000円の買取相場となっております。
また象印は炊飯器の質がいいためマイコン炊飯ジャーでも年式によっては500円~1,000円の買取金額がつきます。
もし象印の炊飯器を持っている場合は無料見積に出してみるといいですね。
TIGER(タイガー)
こちらも炊飯器メーカーとしては最大手のTIGER(タイガー)。タイガーには4つのタイプの炊飯器があり下記のようになります。
- マイコン
- IH
- 圧力IH
- 土鍋圧力IH
中でも土鍋圧力IHのタイプが最も人気があり効果買取されやすいです。2022年製の「JPL-S100」というモデルだと20,000円~30,000円の買取相場となっており、こちらも高額買取されやすい機種となります。
タイガーも炊飯器の性能が高くマイコンの買取も積極的に行われています。2022年製の「JBS-A055」というモデルだと500円~1,000円の買取相場となっております。
Panasonic(パナソニック)
日本の誇る大手家電メーカーのPanasonic(パナソニック)。冷蔵庫や洗濯機、エアコンなどの大型家電や、テレビなどの嗜好品まで多岐に渡るジャンルで有名です。
Panasonicの炊飯器は非常に多くのシリーズがあり下記のようになります。
可変圧力IHジャー炊飯器 | Vシリーズ |
Wシリーズ | |
Mシリーズ | |
圧力IHジャー炊飯器 | 5合炊きモデル |
可変圧力IHジャー炊飯器 IHジャー炊飯器 | 3合、3.5合炊きモデル |
自動軽量IH炊飯器 | 無洗米専用2合炊き |
最上級のVシリーズになると20,000円を超える買取がとても多くなります。また、2019年製の「SR-VSX108」というモデルでも3,000円~6,000円の買取相場があります。
4年前の製品でも高額査定になるあたり、さすがPanasonicですね。
HITACHI(日立)
日本の家電5大メーカーとして扱われる日立。日立の炊飯器には3つの種類があり下記のように分かれています。
- 圧力&スチームIHタイプ
- 圧力IHタイプ
- IHタイプ
ふっくら御膳というシリーズの2022年製「RZ-W100DM」というモデルだと、5,000円~7,000円の買取相場となっています。
また、2合炊き用の見た目が可愛らしいおひつ御膳というシリーズも中古市場では人気が高いです。
こちらは2018年製のものでも1,500円~3,000円の買取相場となっています。
5年前のモデルで、この小さな容量でも買取ができるのはすばらしいですね。
MITSUBISHI(三菱)
家電だけでなく、車産業でもよく目にしますね。三菱も炊飯器の買取では人気のあるメーカーで、大きく分けて下記の2種類のシリーズがあります。
- 本炭窯
- 炭炊釜
特に、本炭窯というシリーズには「紬」というモデルがあります。2023年製の「NJ-BWD10」という炊飯器で30,000円~35,000円の買取相場となっています。
また、三菱も容量の小さい炊飯器の買取が盛んで、状態がよければ基本的には買取価格がつきやすいです。
この部分はホームページに記載されている買取実績などを見るとよりイメージがしやすいのでチェックしてみましょう。
SHARP(シャープ)
SHARPの炊飯器も需要が多く、単身世帯向けのモデルもあるので非常に人気があります。SHARPの炊飯器は下記の2種類に分けられます。
- IHジャー炊飯器
- ジャー炊飯器
IHジャー炊飯器の中でも「PLAINLY」シリーズは人気があります。
SHARPはどちらかというと新品でも低価格なイメージとなっています。ただ買取市場では需要が高く、~3合炊きのモデルでも500円~1,000円の買取相場となっています。
TOSHIBA(東芝)
家電やネット通信機器など多岐に渡って大手のメーカーです。東芝の炊飯器には5種類あり、下記のようになります。
- マイコン
- IH
- 圧力IH
- 真空IH
- 真空圧力IH
中でも2023年製の「RC-10ZWT」というモデルでは28,000円~32,000円という買取相場となり、かなりの高額買取となります。
また、東芝はマイコンタイプの炊飯器も買取が積極的に行われており、年式にもよりますが500円~1,000円くらいの買取相場となっています。
IRISOHYAMA(アイリスオーヤマ)
一人くらしをするとき、家電を揃えたりするのに重宝されるアイリスオーヤマ。アイリスには下記4つのタイプの炊飯器があります。
- マイコン炊飯器
- IHジャー炊飯器
- 圧力IHジャー炊飯器
- 瞬間真空釜IHジャー炊飯器
アイリスはこの4タイプの中で様々な機能があり、商品ラインナップも豊富です。2023年製の「KRC-IK10」という製品で2,000円~3,000円の買取相場となっております。
また、中古家電の市場ではマイコン炊飯器の需要も高く、状態が良ければ100円~500円のあいだで買取金額がつくこともあります。
Haier(ハイアール)
ハイアールは中国のメーカーで、冷蔵庫や洗濯機などでもよく見ますね。ハイアールでは3~5合炊きの炊飯器が多くなっており、買取相場としては500円~をイメージしておくといいですね。
アーバンカフェというシリーズでは価値が高くなり、1,000円を超える買取をされるケースもあります。
NITORI(ニトリ)
お値段以上。のフレーズで人気のメーカー。家具のイメージが強いですが、冷蔵庫や洗濯機を始め家電の販売もしています。
ニトリでは容量の小さいマイコン炊飯ジャーや5.5合炊きの物が多いです。
こちらも買取相場としては100円~500円というイメージになります
中には買取できないという業者さんもいますが、取扱可能なメーカーなのでまずは無料見積に出すのがおすすめです。
炊飯器を売る方法を3つ紹介
ここでは炊飯器を売る方法について紹介していきます。日程の都合や、もっと高く売りたいなどご自身の状況を踏まえて選ぶのをおすすめします。
それぞんの方法のメリットとデメリットも解説するのでぜひ参考にしてください。
フリマサイトで自分で売る
これはメルカリやヤフオクなどのフリマサイトで自分で売る方法です。
炊飯器はサイズも小さいことから、フリマサイトで売るという人もけっこういます。
一例ですが、このようにしっかりと売却できています。
この方法の一番のメリットは、売れたあとの手残りの金額が多くなることです。
買取業者に依頼すると、業者側の利益分が買取金額から差し引かれるのでその分安くなります。
これを直接売ることでより多く手元にお金を残すことができるのです。
デメリットとしては、梱包や発送、トラブル対応をすべて自分でやる必要があることです。
そのため、仕事などの関係であまり自由な時間を取れないという方には難しい方法になります。
リサイクルショップに持込して売る
店舗型のリサイクルショップに直接持ち込みをする方法です。
いまは大手のリサイクルショップが多いので探せば割と近くにあるので、比較的利用がしやすい方法となっています。
この方法のメリットは売れたら即現金化できるという点です。また、自分で持ち込みをするのでスケジュールの融通が利きやすいのも嬉しい点ですね。
逆にデメリットとしては買取できないと、持ち帰りになるのでその分手間がかかるという部分です。
これについては事前に買取基準をチェックすれば防ぎやすいので、あとで紹介する大手3社の買取基準を参考にしてみてください。
出張買取業者に依頼する
自宅まで来て査定と買取をしてくれるサービスです。ここ最近、注目されているサービスで、業者ごとにお得なキャンペーンを実施していることも多いです。
この方法のメリットはまず売れたら即現金化できるところです。これはリサイクルショップへの持ち込みと同じですね。
またもし買取にならなくても無料で引取できる可能性もあります。持ち込みの場合は持って帰る必要がありましたが、出張買取の場合は来てくれて無料の引き上げもできるとかなりお得です。
デメリットとしては立ち合いが必須のため、ある程度スケジュールを調整する必要があることです。
特に3~4月の引っ越しシーズンではかなり先まで予約が埋まってしまう可能性もあります。
そのため、買取を依頼する時は1~2週間前にお問合せだけでもしておくのがおすすめです。
高価買取のコツ!査定士は炊飯器のここを見ている
この章では炊飯器を高く買取してもらうためのコツを紹介していきます。
現役の査定士がどのような部分をチェックしているのか?また、その情報をもとにどのように判断しているかも解説するので、かなり実践的な内容となります。
ぜひお試しください。
見た目が綺麗であるか
まず一番最初にチェックしたいのが見た目です。新品の状態に近いほどより高く販売できるので、買取金額も高くなります。
また、査定士としても綺麗な方が商品に対しての印章がよくなり、高額査定を出しやすくなります。
意外とここは重要なポイントで、査定するのも人なので商品が綺麗だと安心して高い金額を出しやすいのです。
内部が清潔に保たれているか
次に内部が清潔になっているかを確認します。食材を扱う家電なのでここも大切なポイントですね。綺麗であればあるほど、持ち帰ったあとのメンテナンスが少なるので、その分を買取金額に上乗せすることができます。
ここも査定士の感情が動くポイントで、持ち帰ったあとのことを気にしがちです。少しでも不安があると最高価格というのは出しずらくなるので、ここを抑えておくといいですね。
機能は問題なく使えているか
賞品として販売できるか見極めるのに重要なポイントです。ここでは機能の一部に不具合があると減額、もしくは買取不可となってしまいます。
実際の動作確認もそうですが、前述した見た目と内部の清潔さで良い印象があるとここでも買取価格がアップします。
これは綺麗に使っていれば商品の劣化も進んでいないと判断されるからです。
この部分も持ち帰ってやっぱり壊れてたらどうしよう、と考えてしまうのが査定士です。
そのため、機能が使えることもそうですし、商品の状態が非常に重要なのです。
付属品は全て揃っているか
ここでは付属品が揃っているかを確認します。ここまでの段階でしっかりと賞品に対して良い印象をつけられていればもう安心です。
あとは購入当時の付属品をつけて査定に出せば問題なく買取してもらえます。
付属品については商品によって構成が違いますが、一例として下記にまとめますのでチェックしてみてください。
- しゃもじ
- 軽量カップ
- 取扱説明書
- 調理用ガイドブックなど
相見積もりするのがおすすめ
スケジュールに余裕のある人は必ず相見積もりをしましょう。これは他の会社で見積もりをもらい、また別の会社でその見積もりを元によりよい査定をもらうことです。
炊飯器の相見積もりをする場合は3~4社ほど見てみるのがおすすめです。
この時に、買取相場をはるかに超える金額を提示されたら注意しましょう。こういった場合は、当時になって査定が変わったり高額な出張費用を請求される可能性もあります。
買取相場に近く、近しい買取金額を提示している会社同士で比べると高くなりやすいのでぜひお試しください。
業者選びは慎重に|炊飯器の買取業者はここも見て決めよう
ここでは買取業者の選び方について解説していきます。ここで間違ってしまう買取で損をしてしまったり、不要なトラブルに巻き込まれてしまう可能性もあるので要チェックです。
買取実績を公開している
それぞれの買取業者のホームページで買取実績が掲載されているか確認しましょう。これは買取相場とは違い、「どんな状態の」「どのような商品を」「いくらで買取したか」という記録となっています。
リアルな買取価格がのっているためより買取金額のイメージがしやすいです。
このように、現場の状況と一緒にいくらで買取したかを記載しております。
また、実際に買取をしている実績があるとちゃんと対応してくれる業者だとわかるので安心して申し込みができます。
口コミのよい買取業者
インターネット上の口コミも買取業者を選ぶ際は重要です。特にGoogleの口コミには、利用した方のリアルな意見が書かれているのでおすすめです。
このようなかたちで、「口コミの件数」と「口コミの評価」をしっかりと確認しておきましょう。
また、実際に何件か口コミを読んでみるのも大切です。中にはサクラなどで良い口コミを獲得している業者もいます。
こういった口コミは、記載している内容が毎回似ていたり、口コミだけで写真の投稿がされていなかったりします。
大手リサイクルショップでは炊飯器の買取は可能?
ここではリサイクルショップ大手3社を比較していきます。
セカンドストリートの場合
セカンドストリートでは炊飯器の買取を行っております。
買取条件については製造から11年を経過したものは対象外となるので注意しましょう。
実際の公式サイトを見てみると下記の2点については参考買取価格の記載がありました。
象印 NW-SA10 | 2019年製 | 9,000円 |
タイガー JPW-A100 | 不明 | 7,000円 |
買取についての注意事項として、店舗ごとに買取できる商品や基準が変わる可能性があるので、事前確認は必須とのことです。
ブックオフの場合
古本の買取で有名なブックオフですが、こちらでも炊飯器の買取を行っております。こちらでは実績を見つけることができませんでしたが、店舗によって内容が異なるとのことです。
もし買取をする場合は近くの店舗に確認をしてからがいいですね。
近くのブックオフを探す方はこちらから検索できます。
ハードオフの場合
ジャンク品の買取なども行っているハードオフ。こちらも炊飯器の買取は行っておりますが、買取実績は掲載されていませんでした。
基本的には製造から7年以内のものが買取対象になるとのことです。この部分は店舗によってより古いものも買取できるという記載もあるので、実際に利用する予定の店舗に問い合せしてみるのがいいですね。
炊飯器の買取でよくある質問
Q.10年前の炊飯器は買取できますか?
基本的には製造から10年を経過した炊飯器は買取できません。
ただ、メーカーやモデル、大容量のものなど通常のものより価値のある場合は買取できる可能性もあります。
こうした基準は事前に無料見積で確認することができるのでお写真などと一緒にお送りください。
Q.買取できない炊飯器はどうすればいいですか?
買取できない炊飯器は「不燃ごみ」もしくは「粗大ゴミ」として捨てる必要があります。上記は各自治体によって条件が異なるため事前に市役所などに問い合わせて確認するようにしましょう。
- 粗大ゴミを以来する場合は下記のような流れとなります。
- 自治体の粗大ゴミ受付をしているセンターに問い合せ
- センターで伝えられた金額の粗大ゴミ券をコンビニなどで購入する
- 粗大ゴミ券を炊飯器の見やすい位置に張り付ける
- 収集日に指定された場所に炊飯器を置いておく
上記の方法は自治体ごとに異なるためネットで「自治体名 粗大ゴミ」などと入れて検索してみましょう。
炊飯器の買取で迷ったらまずは無料見積
今回は炊飯器を高く買取してもらうための方法を、買取相場を交えながら紹介してきました。確認する項目は比較的わかりやすい炊飯器ですが、中には判断が難しいという方もいると思います。
そういった時は無料見積をしている会社で見積もりしてもらうのも一つの方法です。結果を聞いてからであればどうするか決めやすいので、お気軽にお問合せください。
今回ご紹介した炊飯器をはじめ、福山市で不用品の引き上げにお困りの方はこちらの会社もおすすめです。生必クリーナーは福山市を中心に活動しており、創業から50年の実績を誇ります。