ダイニングテーブルを買取してもらうコツとは?相場や売り方を解説
食事のさいに利用するダイニングテーブル。引っ越しや買い替えで不要になったら買取に出すのがおすすめです。「買取してもらえるの?」「でもどうやって売ればいいかわからない」。そんな方も安心してください。
誰でもできる、高く買取してもらうコツを解説していきます。
高く買取されやすいダイニングテーブルを見極める
まず重要なのが、高く買取されやすい傾向のものを見極めることです。
ここでは「素材」「デザイン」「メーカー」の3項目に分けて解説していきます。
良質な素材を使用している
ダイニングテーブルはものによって使用されている素材が全く違います。
その中で天板が大理石でできているようなものは、高価買取に繋がりやすいです。
また、木製のテーブルも高価な素材があり「マホガニー」、「チーク」、「ウォールナット」の3種類です。
これらは素材自体がすでに高価なため、ダイニングテーブル自体も買取価格がアップしやすいです。
使われている素材については天板の裏などにシールが貼ってあり、そこに記載されているので確認してみましょう。
デザインが洗練されている
メーカーやブランド独自のデザインのものや、自然の素材がいい味を出しているものは人気があります。
特に「北欧テイスト」のデザインが高く買取されやすい傾向にあります。
北欧テイストとは無駄な装飾をされておらず、シンプルで使い勝手の良いデザインのことです。
一般的にはイケアなどの家具に良く見られるデザインです。ただし、イケアの場合は組み立て式の家具となり、高価買取とはなりません。
なので、イケア以外の北欧テイストのものと覚えておきましょう。
有名なメーカーやブランド品である
誰でも聞いたことがあるメーカーやブランドのものはわかりやすく高価買取に繋がります。のちに紹介しますが、カッシーナやウニコなどがその代表格です。
こういったブランドは元々の値段が高いためそれだけで買取価格が高くなる傾向があります。
こちらも天板裏のシールなどに記載されているので事前にチェックしておくといいですね。
ニトリや無印良品のダイニングテーブルは買取できる?
高く買取できるダイニングテーブルの特徴で有名なメーカーとお伝えしました。
それではニトリや無印良品は買取できるのでしょうか?
ここではこの2メーカーの買取事情について解説していきます。
NITORI(ニトリ)の場合
日本の誇る家具メーカーで、新品でも手の届きやすい価格帯が人気です。
CMでもお値段以上。というフレーズが有名で、あまり買取できるイメージがありませんがそんなことはありません。
ニトリでも人気のあるシリーズはあり、「セーラル」や「リラックスワイド」などは買取されるケースも多いです。
無印良品の場合
「これがいい」ではなく「これでいい」と嗜好性を省いた商品作りが特徴のメーカーです。無印良品の家具は非常にお手頃で、新品で30,000円で購入できるダイニングテーブルもあります。
新品価格が低いので買取が難しいと思われる方もいますが、そんなことはありません。
非常にシンプルなデザインのおかげで、どんなお部屋のインテリアとしても使えるので幅広いユーザーに人気があります。
高価買取とまではいきませんが、無印良品=売れないということはないので十分買取できる可能性があります。
【メーカー別】ダイニングテーブルの買取相場をチェック
ここではメーカーやブランド別にどのくらいの価格帯で買取されているかを見ていきましょう。相場を知っておくことで買取の依頼を出した時に判断材料が増えておすすめです。
unico(ウニコ)の買取相場
「たったひとつの」や「大切な」という意味が込められたブランド。日本の大阪府から生まれた高級ブランドです。
ブランドの意味に込められた通り、その独自のデザインと最高品質の素材が人気で高価買取されるケースが多いです。
特に「シグネ」と「マノア」というシリーズが人気があります。セットの内容にもよりますが、シグネが8,000円~12,000円。マノアが3,000円~5,000円といったところです。
NITORI(ニトリ)の買取相場
先ほどもご紹介したニトリのダイニングテーブルですが、こちらも買取が可能です。シリーズにもよりますが、4人用の大きさでだいたい1,000円~3,000円で買取相場があります。
「りラックスワイド」というシリーズであれば椅子なども全てセットにすると5,000円を超える買取価格がつくこともあります。
Cassina(カッシーナ)の買取相場
1927年にイタリアで創業した家具ブランド。革新性、実験性、信頼性、卓越性、技術力の5要素を備えたまさに最高級ブランドです。
カッシーナのダイニングテーブルはどれも高価買取ができるものですが、特に「LC6」、「511 VENTAGLIO」といったところが有名どころです。
それぞれLC6であれば40,000円~60,000円、511 VENTAGLIOは200,000円を超える場合もあります。
大塚家具
日本の誇る大手家具メーカーです。最近ではヤマダ電機の子会社として吸収され話題となっていました。
大塚家具では海外から取り寄せた高級家具を取り扱いはもちろん、自社ブランドの商品も人気があります。
ダイニングテーブルについては自社ブランドではなく、他ブランドとなります。
そのため、もし大塚家具でダイニングテーブルを購入した場合は、本体に記載されているブランドを確認する必要があります。
無印良品
こちらも先ほどニトリと一緒にご紹介した日本の家具メーカーです。
無印良品のダイニングテーブルも状態が良ければ買取が可能となります。
たしかに、高価買取とまではいきませんが椅子などのフルセットで2,000円~3,000円ほどの買取も期待できます。
ダイニングテーブルを売るなら出張買取がおすすめ
ダイニングテーブルはサイズが大きく、重さもあり運ぶには力が必要です。
そのため、ダイニングテーブルを買取してもらうなら出張買取がおすすめです。
出張買取のメリット
前述したようにダイニングテーブルはとても重いです。出張買取を依頼すればこういったものの搬出を買取業者に任せることができます。
また、買取金額はその場で現金としてもらえるので非常にうれしいですね。
定期的にキャンペーンなども行っているため、無料見積にお問合せすると高価買取が期待できます。
出張買取のデメリット
そんな出張買取ですがもちろんデメリットもあります。
まず立ち合いが必須のため、買取に合わせてスケジュールを調整する必要があります。そのため引っ越しなどで期限が迫っている方、お仕事の都合であまり時間を取れない方には向いていません。
また、悪質な業者もいることから業者選びには注意が必要です。もしこういった業者に依頼をするとトラブルに巻き込まれてしまうので注意しましょう。
悪質な業者を見抜くためのチェックリスト
悪質な業者を見抜くためには、チェックしておく項目があります。
今回は、そのチェックリストを下記にまとめておくので、買取業者を探す際は参考にしてみてください。
ネットの口コミを見る
Googleなどに業者名を入れて口コミを見てみましょう。極端に口コミが少なかったり、評価の低いところはNGです。
あわせて、口コミの中身も数件みてみるとより安全です。中にはサクラで良い評価をつけている業者もあります。
そういった口コミはとても単調なためわかりやすいのでご参考にしてください。
ホームページが存在しない
ホームページのない業者は、何か問題が起きても探すことができないので依頼しないようにしましょう。
こうした業者は問題が起きればまた名前を変えて別のところで同じことを繰り返します。また、もしホームページがあっても連絡先が携帯電話だけのところも絶対にNGです。
商品の情報を確認されない
家具の買取の場合はこういったケースが非常に多いです。状態によって買取価格が変わるので、現地での査定はたしかに必要です。
ただ、悪質な業者の場合はメーカーや当時の購入金額など、商品の情報を一切確認しません。
この場合、現地にきてから他の品物を見せろと言ったり、費用を請求したりとトラブルになり兼ねませんので注意しましょう。
店舗に持込して買取してもらう方法もある
もしスケジュールに余裕がある場合は、リサイクルショップに持ち込みして買取してもらうのも一つの方法です。
持ち込みの場合、買取できない商品だと持ち帰る必要があるので事前に買取基準などをチェックしておくのがおすすめです。
ここでは、大手2社のダイニングテーブルの買取基準についてみていきましょう。
セカンドストリートの買取基準
古着や家具、家電の買取・販売を行っているリサイクルショップです。日本全国に824店舗あり、近くで探せばお店を見つけられて非常に便利です。
公式サイトを見てみるとダイニングテーブルは買取対象となっています。
また、サイトをチェックしていくとIKEA(イケア)の製品も買取対象となっています。イケアの製品だと買取できない業者が多いのでこれは嬉しい情報ですね。
極端に状態の悪い物やコピー品、変形や変色しているものなどは買取ができないとのことです。
トレジャーファクトリーの場合
関東圏や関西圏を中心に店舗展開をする総合リサイクルショップです。
こちらもセカンドストリートと並んでリサイクルショップの大手ブランドですね。
トレジャーファクトリーではダイニングセットでの取り扱いとなり、テーブルのみでの買取ができないみたいです。
そのため、もしトレジャーファクトリーで買取をしてもらうには椅子もセットにする必要があります。
フリマサイトで売るという選択肢もあります
少しでも高くダイニングテーブルを売りたい、そんな方にはフリマサイトがおすすめです。メルカリやヤフオクなど、家具も自分で売る人が増えているので一つの選択肢として検討してみましょう。
フリマサイトで売るメリット
一番のメリットは売れたあと、手元に残る金額が多くなることです。
買取業者に依頼をすると業者側も利益を確保するので、その分が買取金額から差し引かれてしまいます。
これを、自分で直接売ることでなくして手元に入るお金を増やすことができます。
フリマサイトで売るデメリット
商品の破損やトラブルがあった時は自分で対応する必要があります。特に多いのが、写真には写っていない部分に傷や汚れがあるなどです。
こうした場合は返品・返金という対応をするケースがあります。
また、やり取りも全て対応しないといけないので意外と大変だったりもします。
なので、もしくいった対応が難しいようであれば買取業者に依頼してしまった方が楽でいいかもしれません。
ダイニングテーブルを高く買取してもらうコツ4選
ここではダイニングテーブルを高く買取してもらうためのコツを紹介していきます。現役の査定士にもチェックするポイントを確認したので、とても実践的です。ぜひ参考にしてみてください。
できるかぎり綺麗にしておく
見た目が綺麗だと買取価格がアップします。これはメンテナンスの経費が削減できるという点と、利用状況がいいと判断されて長く使えると認識されるからです。
物には寿命があるので、少しでも長く使えるものの方が高く売れます。
査定士は買取を行うさい、こういった部分に注目しているので要チェックです。
実際の掃除方法については下記にまとめるので確認してみてください。
用意するもの
- 柔らかい布やダスター
- 中性洗剤
- ぬるま湯
- マイクロファイバークロスまたは柔らかいスポンジ
- 乾いた清潔な布
手順① 表面のホコリをはらう
最初に、柔らかい布やダスターを使って、テーブルの表面のほこりやを優しく払い除きます。
手順② 汚れをとる
ダイニングテーブルに汚れがある場合、中性洗剤をぬるま湯に入れて薄めて洗浄液を作ります。マイクロファイバーにこの洗浄液をつけて拭いていきます。
この時に、マイクロファイバーを固く絞りダイニングテーブルに水気を含ませすぎないようにしましょう。
手順③ 表面に残った洗剤を拭き取る
洗剤を使用した後、清潔な布を使ってテーブルを再びぬるま湯で拭いて残った洗剤を拭き取ります。
そのあと、別の乾いた布で水分を拭き取ります。
椅子があれば一緒に売る
椅子も一緒に査定に出してダイニングセットとして売ると買取価格がアップします。もし購入当時にテーブル単体でも、他の椅子をセットにしても問題なしです。
買取業者としてもダイニングセットとして販売した方が売りやすいので、その分を買取金額に反映するかたちとなります。
複数の会社で見積もりを出してもらう
3~5社で見積もりしてもらうと買取価格がアップします。現役の査定士も他社の見積もりがあると、どうしても高く買取金額を提示してしまうと言っていたのでこれは間違いないですね。
ただ、注意点がひとつあります。それは、買取相場を超える金額で提示された場合です。
この場合、当日になって買取価格が変わる可能性があります。また、相見積もりでこういった見積もりがあると、査定士としても参考にできないのであまり効果がないとのことです。
なので、もし相見積もりに使う場合は中間くらいの2~3社を使うのがベストですね。
ゴールデンウィークが明けてから売る
これは買取業界の事情を込みにした方法です。買取業界は引っ越しシーズンに合わせて依頼が多くなります。
そのため、3~4月にかけては販売よりも買取の方が多くなり在庫過多となります。
在庫が多いと保管するスペースも少なくなり、家具などの大きな商品は買取がしにくくなります。
こうした状況を加味してゴールデンウィーク明けに買取依頼をすると、適正な相場に戻っているのでおすすめです。
ダイニングテーブルの買取は無料見積から
今回はダイニングテーブルの買取のコツについて解説してきました。
高く売るための方法や事前の準備など、買取を依頼するための基礎的な知識は身についたと思います。
あとは、どのように売るかを決めるだけですが、無料見積で結果を聞いてから決めるのがおすすめです。
比較するものがあればどちらにメリットがあるのかもわかりやすいので、一度お問合せしてみましょう。