壊れた冷蔵庫はどう処理する?買取できる可能性はあるの?
近年の冷蔵庫は省エネ機能が充実してきた半面、使用できる期間が短くなっていると言われます。
そのため、壊れた冷蔵庫の処理に困る人は増加してきており、買取の依頼をするにも壊れてるからと諦める人がほとんどです。
今回はそんなお悩みを解決するために、壊れた冷蔵庫は買取できるのか?というテーマでお話ししていきます。
故障事例別に見る壊れた冷蔵庫の買取可否
まず壊れた冷蔵庫が買取できるのか?という問いについて、結論からいうと買取可能です。
ただし、全ての冷蔵庫が対象ではないので注意です。
この章ではどのような症状での故障であれば、冷蔵庫の買取ができるのかを解説していきます。
冷蔵庫が冷えない
冷蔵庫は食品を冷やすための家電なので、冷えない冷蔵庫は無理だと思う人も多いと思います。
実は冷えない冷蔵庫も原因次第では買取が可能なケースもあります。
その原因が「パッキンの損傷」です。
パッキンとは扉の内側についているゴムのことで、本体と扉の吸着をすることで内部のの冷気を外に逃がさない役割をしています。
このパッキンが破れたり、劣化して吸着しなくなると扉の締まりが悪くなるので冷蔵庫が冷えなくなったと感じます。
この場合はパッキンを取り換えれば問題ないので、買取をしてくれる業者もあります。
逆に、下記にまとめた原因で冷蔵庫が冷えない場合は買取ができないのでチェックしておきましょう。
- コンプレッサーの異常
- ガスが抜けてしまっている
- 基盤に異常があり動作しない
これらはメーカーの修理が必要となるため、業者での買取はかなり厳しいです。
もし、冷蔵庫が保証に入っているなら購入したお店に電話して確認しましょう。
付属品が壊れた冷蔵庫
次に付属品が壊れた冷蔵庫です。この場合は、前述したパッキンと同様で付属品を交換すれば問題ないので買取可能です。
ただし、モデルによって部品の製造が終わっているものもあるので事前に確認をしておきましょう。
冷蔵庫の付属品を下記にまとめたので参考にしてください。
- 仕切り板
- 給水ポンプ
- フリージングケース
- 製氷皿
もし付属品が壊れている場合は買取業者に伝えておけば、それを踏まえた査定が可能です。
壊れた冷蔵庫は保証で修理できる?
ここまで故障事例別に冷蔵庫が買取できるか解説してきましたが、直してから買取をしてらもうという方法もあります。
冷蔵庫には購入から決められた期間の間、無料で修理をしてもらうことができます。期間については家電は基本的に購入から1年間となっております。
ただ、冷蔵庫は特殊な製品であるため下記の故障個所の場合、5年間の保証としているメーカーが多いです。
- 冷媒循環回路
- 冷却器用ファン
- 冷却器用ファンモーター
これらが原因で冷蔵庫が壊れているのであれば、5年間は無料で修理できるので使用しているメーカーに問い合せしてみましょう。
壊れた冷蔵庫をお得に処理!プロが教える裏技を公開
前章では壊れた冷蔵庫でも、内容によっては買取できることが分かったと思います。ただ、条件を確認したが自分の冷蔵庫は買取できなかった。
そんな人にこの章ではお得に冷蔵庫を処理するための方法を紹介していきます。
浜屋という業者に持ち込みをする
浜屋とは様々な家電や家具、鉄などの素材を買取している業者です。この浜屋という業者であれば、壊れた冷蔵庫も買取してもらえる可能性があります。
店舗や時期によって条件は変更になるので、事前にホームページや電話で確認しておくといいですね。
基本的には製造から10年以内で付属品が揃っているものというのが条件となります。
浜屋に冷蔵庫を買取してもらうメリット
やはり壊れていても冷蔵庫を買取してもらえるというのが圧倒的なメリットとなります。
次の章で解説しますが、冷蔵庫を処理するには費用がかかります。
その費用がかからないと考えるだけで素晴らしい業者だとわかります。
浜屋に冷蔵庫を買取してもらうデメリット
持ち込みでの対応しかしていないため、運ぶ労力や時間が必要になります。
また、優良業者ということもありものすごい数のお客さんがいるのでとにかく時間がかかります。
また、時期によって買取可能な冷蔵庫の条件が変わるので、常に買取できるかわからないという点も注意です。
持ち込みする前に必ずチェックをしましょう。
買取できない壊れた冷蔵庫はどうすればいいの?
この章では買取ができなかった壊れた冷蔵庫の処理方法について解説をしていきます。正しい処理をしないとトラブルに巻き込まれる可能性もあるので要注意です。
行政に連絡して冷蔵庫を処理する
まず最初の方法は行政に連絡して冷蔵庫を処理する方法です。
冷蔵庫は「家電リサイクル法」の対象商品のため、適切な処理をする必要があります。そのため、自治体で運営する粗大ゴミは利用できず、リサイクル券を購入して指定されてた引取所に持ち込みをする必要があります。
リサイクル券の料金は冷蔵庫のメーカーと容量によって異なりますが、主要なメーカーであれば大体4,500円~5,000円くらいの間です。
不用品回収業者に連絡して冷蔵庫を処理する
不要な物を回収する専門業者です。前述した方法と異なり、この方法だと業者が直接家に来てくれるので運び出しの作業など全て任せることができます。
また、業者によってはリサイクル券を業者側で用意してくれるので、事前の準備をしなくていいというメリットもあります。
費用についてはリサイクル券代に加えて業者の「収集運搬料」が必要となります。
業者によって異なりますが、大体1,650円~2,200円くらいの間が相場です。
こんな業者にはご注意!絶対に呼んではいけない業者の特徴
もし冷蔵庫を処理するときに業者を利用するときは事前にしっかりと調べておく必要があります。
中には不当な料金を請求してくる業者もいるので、トラブルを回避するために要チェックです。
ホームページがなくて実態が不明な業者
ホームページのない業者は要注意です。取引後にトラブルが起きても連絡がとれない可能性があります。
また、もしホームページが存在していても連絡先に携帯電話の番号のみの場合も注意が必要です。
固定電話の番号は適切な手続きをして住所がないと契約できないですが、携帯であれば簡単に契約できます。
不要になれば簡単に番号の解約もできるので、もし何かあればすぐに連絡が取れなくなってしまいます。
商品の事前情報を確認しない業者
現在は現地での査定をするケースも多いので意外と情報の確認をしない業者は多いです。
ただし、必要最低限の情報も確認しない業者は危険です。
必要最低限の確認としては以下の内容になります。
- 商品の製造年式もしくは購入時期
- 商品の品番や型番などの詳細情報
基本的には業者は出張で対応するため、もし対応できない商品があれば事前に確認してお客様と相談をします。
こうすることで、お互いに不利益な取引をする必要がなく、出張のたまの経費を節約することができるからです。
ただ、悪質な業者になると商品の情報を一切確認せずに現地に訪問して、何か契約するまで帰らないという方法をとります。
もし情報を確認しない業者がいた場合、事前に商品の情報を伝えて取引できるかこちらから確認すると対策できます。
迷ったらまずは無料見積で聞いてみる
今回は壊れた冷蔵庫が買取できるのか?というテーマでお話ししてきました。
通常の冷蔵庫より条件が厳しくなりますが、状況によっては買取できることが分かったと思います。
もし、判断が難しいと思ったら無料見積を実施している業者に相談してみるのもいいですね。