リモコンのないテレビは買取できるの？
近年のテレビは色んな機能がついており、早いスパンで新しいものが登場します。その中でテレビのリモコンを必要とする機能も多く、テレビの買取ではとても重要な付属品です。
今回はこのリモコンがないテレビを買取できるのか？というテーマでお話ししていきます。
リモコンは無くてもOK！リモコンなしのテレビは需要がある
まずリモコンがないテレビが買取できるのか？という点については問題なくYESです。実は以外かもしれないですが、リモコンのないテレビは一定数、特定の需要があります。
この章ではリモコン無のテレビがなぜ買取できるのか解説していきます。
リモコンが無くてもテレビとして利用できる
まずはリモコンがなくても、テレビとして機能に問題がないからです。現在はテレビ本体に電源や音量、チャンネル切り替えのボタンがあるので問題なく利用できます。
リモコンがないと少し不便に思うかもしれないですが、視聴できれば問題ないという人は多いのです。
安く買えるからお得感がある
次に通常のテレビを購入するよりも安い金額で済むからです。テレビに限らず付属品が揃っていないと、それだけで商品としての価値が下がります。
そのため販売店でもその価値に見合った金額にするため、金額を下げて売りにだします。
中古の家電を購入する方の多くは予算を安くしたいという需要のため、こうしたお客様のニーズに合うかたちになります。
スマホアプリで対応できるテレビもある
現代のテレビは機能が豊富なだけでなく、スマホアプリから利用できるものもあります。購入したテレビを調べてアプリをインストールすれば誰でも簡単につかえます。
そのため、全ての機能ではないですがほとんどの機能はカバーできるので、そこまで不便に感じす利用も可能です。
汎用リモコンを利用できる
テレビのリモコンですが、購入当時についてくる純正のリモコンとは別で汎用リモコンというものがあります。
汎用リモコンとはテレビのリモコンを失くした人のために作られたもので、大体のメーカーで対応しています。
大体￥1,000前後で売っているため、リモコンが無くて割安になったテレビと合わせればかなりのお得感があります。
また、汎用リモコンは最低限必要なボタンしかついていないため、シンプルで使いやすいというメリットがあります。
実はたくさんボタンがついてるとわからないという人もおり、あえて汎用リモコンをメインで使う人もいるくらいです。
リモコンがなくても買える！だけど条件が悪くなる
ここまでの段階で、リモコンのないテレビがなぜ買取できるのか？という理由が分かったと思います。もちろんリモコンなしでも買取はできますが、やはり付属品がないのでその分買取の条件が悪くなってしまいます。
買取価格が安くなる
まず最初に買取価格が安くなるという点です。これは付属品がないのでその分の料金が減額されるので仕方ないですね。
ただ、これが高機能のテレビでリモコンがないと使えない機能がある場合、通常よりも減額幅が大きくなってしまいます。
リモコンがないことで減額される幅は平均的に￥1,000～￥5,000くらいです。
先に説明したように高機能なテレビほどリモコンがないと減額幅は大きくなる傾向にあります。
テレビのシリーズによっては買取できないことも
先にも解説したとおり、リモコンがないテレビは販売価格も下がってしまいます。そのため、それが原因で業者側の設定している販売基準を満たせないテレビは買取ができなくなる恐れがあります。
基本的には国内大手メーカーであれば製造から5年以内のものはあまり心配しなくても大丈夫です。
ただ、海外製品や製造から7年以上を経過しているとリモコンなしの状態が厳しくなるケースが多くなります。
リモコンのないテレビを高く売るための準備について
この章ではリモコンのないテレビを少しでも高く売るための方法を紹介していきます。ものによっては買取できないと言われていたテレビも、事前査定のある会社であれば状態の良さを評価されて買取してもらえるかもしれません。
できる限り清掃をしておく
まず最初にやっておくべきことはテレビをできるだけ綺麗にしておくことです。
販売する側も見た目が綺麗な方が高く売りやすいです。高く売れる分、買取金額も高くできるというわけです。
テレビで一番目立つのは画面ですが、ここはあまり触らないようにしましょう。
あまり無理に掃除するとキズをつけてしまい、逆にテレビの価値を損ねてしまう可能性があります。
テレビを清掃するときはフレーム部分も柔らかい布などで拭くようにしましょう。
今では激落ちくんからテレビ用のクリーニングペーパーも出ているので、汚れが気になる人は利用してみるのもありですね。
B-CASカードをつけて売る
B-CASカードはテレビを視聴するために必須のカードです。これは本来、購入者ごとに所持しているため、テレビを売る時に付属しなくてもOKです。
ただ、このカードがないと再発行する手間などがあり、テレビの買取金額はそれも考慮された買取となります。
そのため、B-CASカードの発行会社に事前に連絡をして名義変更を完了させてから一緒に売ることで買取価格がアップするのです。
手続き自体は簡単で、発行会社に問い合せしてカードの裏面に記載されている数字を伝えればOKです。
あとは流れに沿っていけば問題なくB-CASカードもつけてテレビを売ることができます。
なるべく早い時期に買取してもらう
テレビは新しいシリーズが出るスパンがとても速いです。新しいモデルが出ると以前までのものは必然的に安くなります。
そのため、テレビの買取を依頼するときはなるべく早い断簡で依頼することが肝心です。
家電については眠らせていいことは一つもないので、とりあえず問い合せして聞いてみるだけでもいいかもしれません。
複数の会社に見積もりをしてもらう
最もメジャーな方法ですが、複数の会社から見積もりをもらって比べるのも重要です。この時に「他の会社では〇〇〇￥だったけどもっと高くできる？」と相みつをするのが鉄板です。
ただ、この相みつをする時にポイントがあり、間違えてしまうと逆に損をしてしまうので注意してください。
テレビを相みつする時のポイント
まず相みつをする時は4～5社から見積もりをもらいましょう。その中で、買取金額が一番低いものと極端に買取金額の高いものを除外します。
「高い見積もりが出てるのになんでダメなの？」と思う方もいると思います。
ここでポイントなのが極端に高い見積もりという点です。買取業者の中には買取相場よりも高い金額を伝えて、現地で金額を下げようとするところもあります。
もちろん、このような業者に依頼をするとトラブルになります。また、相みつの際にもこうした業者の金額を伝えると「この人はテレビの相場を知れない人」と判断されてしまいます。
悪質な業者はこうした方をターゲットにするので要注意です。
悪質な業者を避けるために販売相場を調べよう
こうした悪質な業者を避けるために重要なのが、自分のテレビの販売相場を調べることです。この金額を知ることで、なぜその買取金額になるのか？というロジックが理解できます。
今回の場合はテレビ本体とリモコンの販売相場をそれぞれ調べておくとベストです。
もし買取できなかったらどうすればいいの？
ここまでの段階でリモコンのないテレビを買取してもらえなかったという人は、この章で紹介する方法を試してみましょう。
間違っても悪質な不用品回収業者には依頼しないように注意してください。
個人でフリマアプリを使って売る
業者がテレビを買取するかの判断基準は、そのテレビを売って利益を出せるか？という点です。これがメルカリやヤフオクなどを利用すると、テレビを必要としている人と直接やり取りできるのでテレビを売ることができます。
もちろんリモコンのない分、価格は下がりますが処理するのに費用がかかるかもしれないテレビがお金になったら嬉しいですよね。
もし個人で取引する場合はB-CASカードの手続きと、商品の梱包に注意しましょう。
特に梱包の際は緩衝材などを入れないと配送中に破損する恐れがあります。
この場合、販売者側で対応する必要があるので、事前にトラブルを避けられるようにしましょう。
配送業者の保険も適用できるので、梱包する前の写真を撮影して証拠を残すようにしてください。
ジモティーを使って無料で譲る
どうしても値段をつけて売ることができないときはジモティーを使ってテレビを譲りましょう。
ジモティーではテレビとして視聴できればOKというユーザーもいるため、引き取り手が見つかる可能性が高いです。
探してみると、リモコンなしのテレビを出品している人もいます。
もし買取できなかったという人はお試しください。
売れるかわからないときはプロに聞いてみる
今回はリモコンのないテレビは買取できるか？というテーマでお話ししてきました。様々な基準はありますが、問題なく買取できることが分かったと思います。
もし、今回の記事を読んでみて、実際に売れるか自信がないという方は無料見積を利用して聞いてみるのも一つの手です。
その結果を聞いてからどうするか決められれば、納得して行動できるのでおすすめです。
