壊れたスマホは買取可能|売る方法と注意点を解説していきます。
今持っているスマホを買取に出したいけど、壊れてるから売れないかも。
こんなお悩みを持っている方は意外と多いのではないでしょうか。
今回は、こうした壊れたスマホを売る方法と売る時の注意点について解説していきます。
この記事の信頼性として私の経歴を下記に簡単にまとめておきます。
- リサイクルショップで査定士として5年のキャリア
- 前職でIT機器の営業販売を経験
- 学生時代にフリマサイトで月間10万円達成
壊れたスマホを買取・売ることはできるのか?
まず結論から言うと答えはYESです。この理由や、買取できる事例についてこれから紹介していきます。
なぜ壊れたスマホは売れるのか?
壊れたスマホが売れる理由について、故障したスマホを仕入れて修理してから売ることで利益出すことができるからです。
合わせて、スマホにはレアメタルなどの貴重な資源が含まれています。
そのため、スマホは壊れていてもそれだけで価値があるのです。
壊れていても買取できる故障事例
まず、壊れていても買取できるスマホの事例を下記にまとめます。
持っているスマホがこの故障事例に当てはまるようであれば、買取できる可能性が高いです。
- 画面割れ
- バックパネルの割れ
- 起動不良
- 電源ボタンが反応しない
- 充電がうまくできない
- 動かない
- 一部が破損している
- フレームが変形してしまっている
- 水没している
上記のような内容であれば、買取できる業者が多いのでお問い合わせしてみましょう。
画面割れはそのまま高く売れる
壊れたスマホの故障事例で最も多いのが画面割れです。現在ではスマホの画面修理を専門にしている業者もあり、比較的簡単に修理することができます。
そのため、もし画面が割れていたとしても買取価格が高くなりやすいです。
また、画面割れの程度やシリーズにもよりますが、画面が割れたままフリマサイトで販売することもできます。
一例にはなりますが、このように画面が割れた状態で実際に取引がされています。物によっては10,000円を超えるものまであります。
ただ、個人間取引の場合は商品にトラブルがあった場合は自分で対応する必要があるので注意しましょう。
そのスマホ壊れてないかも|まずはスマホの状態を確認
この章ではまずスマホが壊れているかチェックしましょう。実は使用上の問題であったり、保証対応で無料で治るケースなどもあります。
スマホが熱くなりやすい
スマホを長年使っているとバッテリーの消耗により、スマホが熱くなることがあります。
この症状についてはバッテリーを新しいものに交換することで解消するため、比較的高値で取引されることがあります。
また、スマホを契約するときに加入したプランによってはバッテリー交換を安価に済ませることもできるので、事前に確認してみましょう。
バッテリーの減りが早い
こちらもスマホを使用していると起きる現象です。
大体1~2年ほど利用していると徐々に症状が出始めます。
この症状についてもバッテリーを交換するだけなので買取にそこまで支障はありません。
気にせず使用を続けているとバッテリーが膨張する可能性があり危険なので注意が必要です。
フリーズして動かない
アプリをたくさん開いていたりすると、スマホの中にあるCPUという機械がオーバーワークとなり熱も持ちます。
この熱が原因でスマホがフリーズしてしまうことがあるのです。この場合は焦らずにスマホの電源を落として様子をみるといいです。
このあと、android端末であれば電池を取り出します。しばらくしてから電池をセットしなおして電源をを入れてみましょう。
iPhoneの場合は、「強制リセット」というものを試してみましょう。iPhoneがパソコンとUSBでつながっている時にフリーズした時は、データが削除される恐れがあります。
そのため、強制リセットをする時は必ずパソコンとスマホを外してから行うように注意してください。
スマホの動作が異様に重い
文字を売ってもすぐ入力せれずワンテンポ遅れる。画面をタッチしているのに反応が遅い。こういった症状はスマホの利用状況が原因で起きているので、故障ではない可能性が高いです。その原因と解決策について下記にまとめるので1つずつ確認してみましょう。
アプリを複数起動している
まず、複数のアプリを開いたままスマホを利用する場合は、アプリを閉じるようにしましょう。
LINEをはじめ複数のアプリをバックグラウンドで起動している時は、スマホの動作が遅くなります。理由は、裏で起動しているアプリがネットと接続する先を探したりするためです。
メッセージ系のアプリだと新着のメッセージを得るために常に更新されているので、ここもスマホの動作を遅くする原因となります。
キャッシュが残っている
次に、キャッシュの情報を定期的に消しておきましょう。
インターネットで調べ物をすると検索した履歴が残ります。これを「キャッシュ」といいます。
キャッシュは同じページを早く開くのに便利ですが、情報をため込む量が多いほど動作が重くなってしまいます。
動画や写真データが多すぎる
最後に写真や動画などの容量が多いデータはできる限り消すようにしましょう。
スマホには保存できる容量が決まっており、この限界に近づくほど動作が重くなってしまいます。
ただ、大切な思い出を消したくないという方はクラウド上にデータを移行するなどで対応しましょう。
壊れたスマホの買取相場
この章では故障したスマホがどのくらいの金額で取引されるのかを説明していきます。
もちろん商品の状態によって変動はしますが、ある程度の相場を知っておくことで高価買取を実現しやすくなります。
故障したandroidの相場
最近ではSamsung(サムスン)やXiaomi(シャオミ)などの海外メーカーのスマホも人気が出ています。
サムスンのgalaxy note 8であれば、1,000~3,000円の相場で取引が可能です。
Xperia(エクスペリア)も人気で故障の度合いによりますが高いもので20,000円を超える買取も期待できます。
故障したiPhoneの相場
iPhoneは日本で一番流通しているスマホです。
中古市場でも需要が高く、高値で取引されることが多いです。
毎年新しいシリーズが出るため、シリーズによって買取価格がかわりiPhone6だと無料から高いもので10,000円ほどのものもあります。
iPhone13やPro Maxなどの上位モデルになると40,000から50,000円を超える買取がされることもあります。
もちろん、故障の具合などにもよるので事前に確認をしておく必要がありますが、高価買取される可能性が高いです。
大手リサイクルショップで壊れたスマホの買取はできる?
GEO(ゲオ)での買取
ゲオでは故障したスマホの買取に対応しています。
注意点としては通常の店舗だとモバイル機器の買取に対応していないところもあるため、ゲオモバイルという店舗で買取をしてもらう必要があります。
こちらのゲオモバイルだと電源が入らないスマホも100円~で買取が可能となっております。
BOOK OFF(ブックオフ)での買取
ブックオフでは故障の度合いによって買取可能か判断が必要となります。
また、電源が入るというのが前提条件となりますのでここも押さえておきましょう。
実際の基準についてはホームページでの記載がないため、事前に近隣の店舗に問い合せをして確認するのがベストです。
TSUTAYA(ツタヤ)
ツタヤでは商品の状態によりランク付けされ、そのランクをもとに買取金額が算出されます。
ホームページには買取のランクD以上であること条件となっており、条件は下記の通りになります。
ツタヤの買取基準 |
外装に大きな「ヒビ」「割れ」「変形」があるもの |
液晶パネルが浮いているもの |
液晶内部に「輝度ムラ」「焼き付き」「ドット欠け」などの異常があるもの |
水没反応があるもの |
これらの商品であれば買取できる可能性があります。
事前に問い合せをして確認しておくとより確実でしょう。
出張買取MAXではどのような基準で買取をしているの?
買取MAXではどのような症状があっても、それに応じた中古市場での需要があれば買取可能です。
また、弊社はもともとiPhoneの修理を行っていたこともあり、一定基準の条件を満たしていれば、壊れたスマホを買取できます。
もし自分のスマホが売れるか確認したい方は一度無料見積にてご相談いただければと思います。
【買取時の注意】壊れたスマホを売る時の事前準備
この章ではスマホを買取してもらう時の注意点について解説していきます。
事前に確認しておかないとトラブルのもとになるので注意しましょう。
データ消去を忘れずにする
まずはスマホのデータ消去です。
スマホはパソコンと同じで個人情報がたくさん入っています。
口座情報をはじめ、現在ではGoogle chromeを利用する方も多いので仕事用のアカウントが入っている場合は会社の情報も漏洩する恐れがあります。
そのため、一つ一つのアカウントを確認してしっかりと削除しておきましょう。
androidの初期化方法
「設定」アプリを開く→「システム」→「詳細設定」→「リセットオプション」→「すべてのデータを消去(出荷時リセット)」
※PINコードが要求される場合があるので、事前に確認しておきましょう。
iPhoneの初期化手順
iPhoneの初期化をする時は以下の手順で行いましょう。
- データのバックアップ
- 「iPhoneを探す」という機能をオフにする
- 交通系のICカードの削除
まずデータのバックアップについては現在のiPhoneに入っているデータを次のiPhoneに引継ぎしたいときに行います。
バックアップの方法としては基本的にiCludにとっておくことが一般的です。
ホーム画面から→「設定」→Apple IDをタップ→「iClud」をタップ→「iCloudバックアップ」をタップ→「今すぐバックアップを作成」をタップします。
これで準備完了です。
次に「iPhoneを探す」の機能がですが、これがオンになっていると次の人が自分のパスワードなどを設定できないため買取NGになる可能性があります。
そのため、買取の前に必ずオフにしておきましょう。
ホーム画面から→「設定」→Apple IDをタップ→「探す」→「iPhoneを探す」をオフにします。
これでOKです。
最後に交通系ICカードの削除です。
ApplePayに紐づけたままだと新しいiPhoneで利用できなくなるので注意です。
Walletアプリを起動→「Suica」もしくは「PASMO」をタップ→「カードの詳細」→「カードを削除」で準備完了です。
SIMロックが解除されているか確認する
SIMロックとは持っている端末に契約したキャリア以外のSIMを入れても利用できなくなるものです。
この状態だと次にスマホを購入した人が、利用できるキャリアを制限されてしまうので買取価格が下がる、もしくは買取不可となるケースがあります。
そのため、買取を依頼したら事前に契約しているキャリアのWebサイトで解除したおきましょう。
各キャリアごとのSIMロックの解除方法を下記にまとめておきますので参考にしてください。
【ソフトバンクの場合】
- マイソフトバンクにログイン
- 契約・オプション管理
- 必須項目を入力して完了です
【auの場合】
- My auにログイン
- 「契約内容手続き」に進む
- 「SIMロック解除のお手続きはこちら」
- 必須項目を入力して完了です
【ドコモの場合】
- 「マイドコモ」にログイン
- 「サービス一覧」
- 「SIMロック解除」
- 必須項目を入力して完了です
また、ドコモでは電話でのSIMロック解除をできます。
3,300円(税込み)の手数料がかかりますが、ネットでの手続きなどが面倒という方にはおすすめです。
ドコモ回線は「151」、他の回線からかける場合は「0120-800-000」に電話をすることができます。
残債が残っていないか確認する
スマホを購入した時、基本的には月割にしていると思います。
買取に依頼するスマホの支払いが残っていると多くの業者で買取不可となってしまうので事前確認が必須です。
ネットで調べる方法がありますので下記にまとめておきます。
手順① IMEIを調べる
- ホーム画面から「設定」
- 「一般」を押す
- 「情報」を押す
- 「IMEI」に記載された15ケタの番号をメモしておきましょう
手順② 契約しているキャリアで調べる
先ほど調べたIMEIの番号を契約しているキャリアのサイトに入力します。
「〇」と表示されれば問題ありません。「△」と「×」の場合は支払いに問題がありますので、契約しているキャリアに連絡して確認してみましょう。
壊れたスマホは自分で売るという選択も
ここまでは買取業者を通じてスマホを売る方法について解説してきました。
ただ、スマホはサイズが小さいこともあり、自分で売るという方法もあります。
フリマサイトを使って売る
有名な方法としてメルカリやヤフオクなどのフリマサイトに、自分で出品して売る方法です。調べてみると、実践している人は結構多いです。
このようなかたちで、ジャンクのスマホも売れている履歴が多数あります。
自分で売るメリットとしてはやはり手残りの金額が最も高くなることです。
買取業者を通じると、業者側の利益も考慮して買取金額が算出されます。
その分でどうしても手残りが少なくなります。
自分で売ることで販売する価格も自分で設定することができるので、少しでもお金が欲しいという方にはおすすめですね。
逆にデメリットは、売れた商品にトラブルがあった際はすべて自分で対応する必要があるということです。
特に、スマホの場合は動作しないなどのトラブルがあり、対応に苦戦する方も見かけます。また、配送中に衝撃を受けて破損するケースもあります。
こうした部分も考慮して事前に対策をできる方にはおすすめできる方法です。
壊れたスマホの売り方に迷ったら買取業者に聞いてみる
今回は壊れたスマホは売れるのか?というテーマでお話ししてきました。
買取業者に任せるか、自分で売るか迷う方もいると思いますが、迷ったらまずは買取業者に聞いてみるのも一つの方法です。
その際は無料見積をしているところに確認するのがおすすめです。
スキマ時間で活用できるので、空いた時間で問い合せしてみましょう。